実績紹介

札幌ドームが現場です

2023/12/26

夏に開催された「下水道展2023in札幌」
展示ブース造作で、超久々の札幌現場となりました。
会場は札幌ドーム、初現場となりましたが事前情報では搬入出は困難を極め
近隣には飲食店も無し、コンビニは遠く離れており昼食やケータリング補充
などは事前購入しかないようです。
会場内には自販機は設置されておらず、しかも会場内での飲食は禁止。
真夏の作業なのに水分補給が出来ないなんて、時代に逆行するルールです。
現地同業者さん曰く「この場所で展示会作業には入りたくない」というのが
暗黙の意識となっているようで…。
ブースの仕上がりよりもスタッフの体調が心配になる現場でした。

設営会場はまるで展示会場、ここが野球場とは思えず混乱しました。
そんな慣れない場所での作業はスタートがまずは大事!
順調に搬入経路と設置位置を確認、さァ勝負の搬入開始です!
しかし、資材を積載したトラックがなかなか入場してきません。
朝7時からの搬入スタートが、何故か大幅に遅れ事務局の説明も
納得出来ません。搬入開始許可がおりず無駄に時間が過ぎるのみ。
ようやく車輌入場が始まりましたが、今度は車両が先に進みません。
一方通行のルールのため、1台が止まると全車輌がストップ。
事務局にも掛け合いましたが、明らかに誘導員のミス。
この段取り欠点が前述の現地スタッフさんが言う「…入りたくない」
の理由の一つでもあるようです。
ご依頼のブース造作は無事に終了しましたが、久々にイライラの
沸点が最高潮に達した現場でございました。

展示台の基礎

2023/10/05

展示会に出展される企業様ブースには必ずと言っていいほど
設置されている「展示台」
商材のディスプレイやノートPC、卓上モニターなどを配置する
ための必需品です。
展示台内部スペースを有効活用するための簡易扉(ケンドン扉)は
もちろんですが、展示台トップの真下にカタログポケットをセット
するのが最近では当たり前となって来てます。

仕上がった特装ブースに設置されている展示台。
*Photo右側の右下に見える什器がそれです。
見た目には感じませんが、その構造は意外と面倒なんです。
説明するのも理解しづらいので基礎フレームのフォトをご覧ください。
木軸で組み込んだだけのフレーム状態ですがこの後、天板〜腰板とベニヤ板を
張り込みます。
「カタログポケット」となる部分の構造については、製作会社によって作り込みは
違いますが、その作業をどうやって組み込むのか?想像してください。
意外と頭を使います。

バックヤードの構造

2023/08/31

市内某施設で開催されたキャンペーンイベント。
商品名のアピールと試飲を目的としたイベントです。
PRニュース素材と実際に試飲できるオリジナルカウンターの
設置で、コンパクトな会場装飾が出来上がりました。
アクセスの高い会場で、土・日曜日開催となるため来場者数は
1日千人規模となる見込み。
メインとなる商品のストックスペースは重要なポイントとなります。
離れた場所には会場側から提供された倉庫やスペースがありましたが
補充するのには手押し台車が必須となります。
運搬作業の見た目や運搬音が気になるため、この装飾された場所で
完結できるのが理想です。

バックヤードには補充の商品はもちろんですが、コールドテーブルや
ドブ漬けなども必要で、ストックスペースをいかにして生み出すかが
悩ましいポイントです。
ストック什器などの設置とモニターの映像出力機器を優先で配置した
のちに生まれたスペースを有効活用。
バックヤードの写真ではその窮屈さは感じませんがお見せするのも心
苦しい風景となりました。

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